2011年 ボージョレ・ヌーヴォー まもなく解禁!!

こんにちは 木嶋です。

まもなくヌーヴォーが解禁ですね。

先日先に解禁したイタリアの新酒ノヴェッロを試飲しましたが、
とてもおいしいものが多く、
新酒らしいフレッシュさを楽しみました。

特にトスカーナの新酒が好みで、2年後にリリースされる2011年が楽しみです。

さて今回はヌーヴォーの醸造をご案内いたします!

私 木嶋が一押しいたします「フランク・ジュイヤール氏」から、今年のヌーヴォーの醸造の情報が入ってきましたのでお伝えします。

解禁まで残りわずか!! ご購入いただきましたお客様は、解禁日にきっと笑顔になれることでしょう!!

今年のフランク・ジュイヤール家は8月31日から収穫を開始。
2011年の天候はおおむね良好で昨年と違って雹の被害もなく、病気や腐敗もほとんどありませんでした。

8月半ば頃から収穫を始める生産者が多かった中、当家は8月末まで収穫を待ち、
とても凝縮した葡萄を収穫することが出来ました。

手摘みで収穫された葡萄は畑で選別され、トラクターで醸造所まで運ばれてステンレスタンクへと移されます。

葡萄の成熟が甘い時は梗も熟しておらず、収斂性のある苦味が出てしまうのを避けるために除梗することもありますが、2011年は梗や種もしっかり熟したので除梗はしていません。

 葡萄が入れられたステンレスタンクは上部の蓋が閉められ、密閉状態にされます。
二酸化炭素とタンク内に注入すると酵素の働きによって葡萄の細胞内でアルコール醗酵が始まり(マセラシオン・カルボニック)、徐々に葡萄から果汁が染み出して果皮に付いている自然酵母の作用によってアルコール醗酵が加速します。

アルコール醗酵作用で発生した二酸化炭素によりさらにタンク内でマセラシオン・カルボニックが進み、ワインに複雑なアロマが与えられます。また、タンク内部を60~70℃の高温にして葡萄の果皮から色素を引き出す作業も同時に行われます。

マセラシオン・カルボニックが終わるとタンク上部の蓋が開けられます。
タンク下部には果汁が溜まり、醗酵の際に発生した炭酸ガスによって果皮や梗が液面に浮かんで液体と分離してしまうので、ポンプで果汁を吸い上げて果帽の上から注いで果汁内に沈めて果汁と果帽の割合を均一化させます(ルモンタージュ)。

果皮や梗と果汁との接触を増やすことによって色素やタンニンをより抽出させます。アルコール醗酵が終盤になると果汁は別のタンクへ移され、残った果皮や梗などは空圧式の圧搾機で搾られます。

収穫期に渡仏した際にアルコール醗酵後のワインを試飲しましたが、すでに凝縮感があり、マロラクティック醗酵が終わっていないのでリンゴ酸の酸味はあるものの美味しく飲めてしまうほどで、2011年ヴィンテージの素晴らしさを感じることが出来ました。


樽へと移されたワインは約45日間熟成させられ、10月20日に瓶詰。現在は日本へ出荷されるのを静かに待っているところです。フランク氏によれば、今年のヌーヴォーは濃厚な色調、口当たりの良いフレッシュな果実風味で骨格がしっかりとした飲み応えある味わいに仕上がっているということです。解禁までの残り約1ヶ月、フランク・ジュイヤール家のボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー2011を楽しみにお待ちください!