生産者訪問 今日は3生産者の蔵へ行ってきました

こんにちは 木嶋です。

昨日夜遅くボーヌのホテルにチェックイン。
今日は朝早くホテルを出発し、マコン、ボージョレを3軒訪問してきました。

最初の生産者は モルゴンのGUY BRETON さんです。

マルセル ラピエール氏の下でワイン造りの手伝いをしていたギイ ブルトン氏は1987年から自分でワイン造りを始めました。
 
ブルトン家はギイ氏の祖父の代からワインを造っていましたが、両親は別の仕事をしていたため、その間は他の方にワイン造りを依頼していました。

しかしその方が事故で他界した為、マルセル氏の薦めもあって、現当主のギイ氏がワイン造りを継ぐことになりました。現在はモルゴンを中心に約7haの畑を所有しています。

今年になってギイブルトンのモルゴンVVの2005年 2006年 2007年 2008年 2009年の⑤ヴィンテージの試飲イベントをお店で行って大変好評でしたね。

ボージョレというと、「パスパス」 みたいにいう方もいらっしゃいますが、
優れたガメイは時にはピノノワールにさえ匹敵する!! と確信しています。

さてドメーヌでの試飲!



瓶詰め前のモルゴンVV 2011年 まだ少し還元していますが素晴らしいワインになる素質はあります。
イメージで言うと2009年に近いようです。楽しみですね♪

そして2010年 当店ではまだ2009年の在庫がありますので入荷はもう少し後になりますが、果実の凝縮感、エレガンスがあって肉厚すぎないキャラクターがとっても好印象です。
個人的には2009年よりも好きです。

そして(在庫最後の1本は店長沼田が購入してしまった)2005年にここで出会えるとは・・・)
やはり若さもしっかりあって、タンニンも生きています。まだまだ先は長そうですが、既に貫禄がありこれを飲んでガメイを低く評価する人はいないだろうという味わい。

ギイブルトンさん自家製のソーセージとは最高にマッチしました。
(朝早かったので 朝食抜きでしたが、ソーセージが美味しすぎてワインが進んでしまいました)



そして2003年のモルゴンまで出してきていただきました。
暑かった2003年とは思えないほどエレガントでビックリ!!






ドメーヌで使用している圧搾機
タンク1つ分くらい絞れるそうですが
約15時間かけてゆっくり圧搾。途中30分に1度くらい混ぜないといけないらしく重労働。
しかし果汁を傷めないためには最適らしいです。
ちなみに下の果汁が流れる部分は1800年代後半のもの。
上の部分は1950年ごろに造られたものらしいです。

次回は是非収穫のころに訪問してみたいです。


そして続いてプイィフュッセのDOMAINE MANCIAT-PONCET
プイィ フィッセを生産する4つの村の1つ、周りを葡萄畑に囲まれた丘の上のシャントレ村にあるこのドメーヌは、5世代に渡る家族的経営の生産者です。

ここでは明るく陽気なマリーピエールさんが出迎えてくれます。
2011年の試飲から。
マコン シャルネイ というキュヴェの試飲ですが
①マロラクティックを完了した(してしまった)キュヴェ
②マロラクティックを途中でブロックしたキュヴェ~その①
③マロラクティックを途中でブロックしたキュヴェ~その②
④ ①と②を即席アッサンブラージュしたワイン





の試飲からスタート。
①と②は勿論リンゴ酸の溌剌したニュアンスの違いが一目瞭然。
②と③は基本同じなのですが、キュヴェ(タンク)による差が出ています。
ボトルに詰められたワインも一つとして同じ味わいのものはないのと同じで
こんなに数100Lのタンクでさえも差が出てくる事に驚き。



即席アッサンブラージュは見事。
これを繰り返して自分たちが求める味わいを追求していきます。
楽しかったです。

もうひとつの蔵へ移動し
2010年ヴィンテージの試飲へ。
こちらはボトルからです。

プイィ フィッセ, エクセレンス
POUILLY-FUISSE, EXCELLENCE 白
プイィ フィッセ, グランド レゼルブ
POUILLY-FUISSE, GRANDE RESERVE 白
プイィ フィッセ, レ クレイ <ヴィエーユ ヴィーニュ & フユ ド シェヌ>
POUILLY-FUISSE, LES CRAYS  白
プイィ フィッセ, ラ ロッシュ
POUILLY-FUISSE, LA ROCHE 白
マコン シャルネー (マコン ヴィラージュ)
MACON-CHARNAY (AOC MACON VILLAGES) 白
マコン ビュシエール, キュヴェ ジャヌ ポンセ
MACON-BUSSIERE, CUVEE JANE PONCET 赤

の試飲。

2010年素晴らしいです。2009年のようなヴォリュームはなく、エレガントで綺麗な酸。
ミネラルを感じやすい酒質で、綺麗な果実の透明感を味わえます。
これは2009年とはキャラクターが違うので、とても販売しやすい(お客様目線だと、白ワインらしい切れのある辛口で超美味しい)ワイン



入荷を期待していてください!

3軒目は私 木嶋がお勧めするヌーヴォーの生産者でもあるFRANCK JUILLARD
フランク ジュイヤール氏は1970年、ボージョレの優れた造り手であるミッシェル ジュイヤール氏の長男として生まれ、醸造学や農業学を勉強しながら父親のワイン造りを手伝い、1992年に独立。最初は3.5haの畑から始め、現在は引退した父親の畑も譲り受けて約9haです。 

今回訪問する(した)生産者は世界にその名を轟かす方々ばかりですが
そんな彼らの蔵以上に楽しみにしていたのがここです。
フランクさんは体調を崩し入院していたので会うことはできませんでしたが、
しっかりと醸造所は見学し、ワインも試飲してきました。


ボージョレ ヴィラージュ, キュヴェ スペシャル 2010年
BEAUJOLAIS VILLAGES, CUVEE SPECIALE 

サンタムール 2010年
SAINT-AMOUR 
ジュリエナ <ヴィエーユ ヴィーニュ & フュ ド シェヌ> 2010年
JULIENAS

サンタムール 2011年 タンクからぬいてきたばかりの瓶詰め前ワイン
SAINT-AMOUR 
ジュリエナ <ヴィエーユ ヴィーニュ & フュ ド シェヌ> 2011年タンクからぬいてきたばかりの瓶詰め前ワイン JULIENAS   

タンクからぬいてきたばかりの瓶詰め前ワインは、まだガスが残り試飲には難しい状態ですが、面白いですね。
こちらのドメーヌでも2011年は2009年に似ているとのこと。
楽しみですね。



とっても美味しい2010年。
お世辞とか、過大評価とか、誇張ではなく本当に素晴らしい。
フランクさんのワインはどのヴィンテージも素晴らしいですが
2010年はバランスが良くて最高です。

数少ないボージョレファンの皆様には絶対喜んでいただける味わいですね。


今日は午後8時にボーヌの街のシノワ(中華)で食事。
久々に醤油やご飯、麺をすすったので元気いっぱいでブログを完成出来ました。 (笑)

明日は日曜日でドメーヌはお休み。

私はというと休まずに、畑を回ります。
帰国早々 私の主催するワイン会の第二回目 クロ・パラントゥと楽しむ会がありますので
クロ・パラントゥにいってきたり、
メオさん、ルーミエさん、ダンジェルヴィルさ、グージュさんの所有する区画の写真をとったり、土をさわってきたり、ジュヴレあたりからヴォルネイ、ムルソーあたりを1日中うろうろしようと思います。

ワイン会に参加していただくお客様には
何か貴重なお土産になるようなものを探してみますので
期待せずに待っていてくださいね。

では、また明日。