Juraについて、補足いたしますね

こんにちは、渡辺亜矢子です。ちょっときのうの補足をしますね。
まず私が訪ねたJuraはブルゴーニュ地方から車で1時間ほど東へ行った、スイスとの国境に近いフランシュ・コンテ地方にあります。
フランス最古のブドウ畑の一つだそうで、A.O.Cは、大きく分けて以下の4つになります。
*Arboisアルボワ<白、赤、ロゼ、黄、藁>
*Chateau-Chalonシャトー・シャロン<黄>
*L'Etoileレトワール<白、泡>
*Cote de Juraコート・デュ・ジュラ<白、赤、ロゼ、黄、藁、泡>

3つめのL'Etoileとはフランス語で“星”のことで、この途方の名前の由来となった星形の化石をGenelettiでは見せてくれました。

“星”の他にもアンモナイトの化石等が土壌に混ざっていて、香りや味わいに影響するのだと教えてくれました。
そうそう、Genelettiは姉妹店La Vineeでも取り扱いがありました!Domaine Jean-claude Credoz同様、興味がある方はご確認くださいね。

Jura地方の品種の紹介。
ブルゴーニュ品種のシャルドネやピノノワールも作られていますが、地ブドウは以下の3つ。

Poulsard(プールサール) 稀少品種で色合いがロゼに近く香りが豊か。ピノ・ノワールやトルーソー種とブレンドされることも。ワインは滑らかで、フルーティー。



Trousseeau(トルーソー) 色の濃い、タンニンのしっかりしたワインを造る。



Savagnin(サヴァニャン) ジュラの特産品のVin Jaune「黄ワイン」用の品種でジュラの伝統品種。クルミやアーモンドの非常に独特な香りを持ち、辛口の白ワインを造る。



写真はアルボワのワイン博物館で撮ったものです。博物館の一角にちゃんと見本として育てられていました!
昨日ご紹介したDomaine Jean-claude Credozのところで試飲したロゼはプールサールから作られていました。

とってもおいしくて、このあと移動がなければ買いたかったな。
また、白ワインにはSavagninとChardonnayの混醸されたものがあり、作り手によって割合が違います。いくつか試飲しましたが私はSavagnin多めが好みでした。
そしてこのSavagnin100%で造られるのがVin Jauneです。
醸造方法は、ワインを木樽に入れて6年と3か月、目減りした分を補充せず入れっぱなしで熟成させます。
すると、ワインは3分の1ぐらいに減ってきます。その樽の中で減ったワインの表面にフロールというカビの一種の膜がはり、ワインにシェリーっぽい香りを与えます。
宿の女将のAgnesに、地元の人はよくVin Jauneを飲むの?と尋ねると、高級品だからお正月やウェディングみたいな特別の日にしか飲まないわ、と言っていました。
夜いただいたVin Jauneを使ったモリーユ茸とブレス鶏の煮込みがあまりにもおいしかったので、作り方を教わりました。
モリーユ茸は乾燥したものが売っているけど、かならず高いのを買わなくてはダメ、香りが全然違うから、とのこと。探さなくては!


あとアルボワのスーパースター、ルイ・パストゥールさんについて。

ルイ・パストゥールは、牛乳、ワイン、ビールの腐敗を防ぐ低温での殺菌法を開発。またワクチンの予防接種という方法を開発し、狂犬病ワクチン、ニワトリコレラワクチンを発明しました。それゆえ「近代細菌学の開祖」とされています。

ちょっと笑っちゃったのがこの展示物。

「ワインは栄養を与え、癒し、喜びをもたらす。ワインほど衛生的で体にいい飲み物はない。」
結構本気でワインが好きだったんですね!美味しいワインが飲みたくて研究したのかな、なんて。

では、ホントはまだまだ足りないですが、、終わり!