旬の料理とワインを楽しむ会~報告~

こんにちは 木嶋です。

先週 根津はメゾン・デュ・シャテーニュさんで開催いたしました旬の料理とワインを楽しむ会の報告です。

桜咲き誇る春満開の3月24日の開催です。


 

まずは Cremant de Bourgogne Blanc Brut
CHATEAU DE LA VELLE (BERTRAND DARVIOT)

雑味のないピュアーな味わい、「軽い?」印象ですが、劣化していない健全なクレマン特有のキャラクター。
食前酒として最高の綺麗な酸味があります。




アミューズは金沢の墨烏賊 半生に火を入れた墨烏賊にオリーヴオイルのギリシャ風味でご提供

こりっとした歯ごたえが絶妙!




佐賀産 ホワイトアスパラガス エストラゴン風味のオランディーズソース
甘いですね。この時期はフランスでもアスパラ一色になります。
これぞまさに旬の一皿。

続いて タイプの違う 3種のワイン。

<A> フランス 北部のフレッシュな酸味の綺麗なミュスカデ
スッキリとしていて爽やかな柑橘系の酸味で清涼感豊


<B> フランス ブルゴーニュ地方からはブルゴーニュ・ブラン
豊かな酸味と柔らかな酸味が調和するまろやかなタイプ。


<C> フランス南部 ラングドックからは甘うまく控えめな酸味の地酒・ロルチュ
甘旨い酸味とアルコール、芳醇な果実の香味が調和するタイプ。




MUSCADET SEVRE ET MAINE (SUR LIE) 
DOMAINE DES HAUTS PEMIONS (CHRISTOPHE DROUARD)

<8℃で提供>



BOURGOGNE BLANC, CUVEE DE LA CHATELAINE
CHATEAU DE LA VELLE (BERTRAND DARVIOT)

<13℃で提供>



CLASSIQUE BLANC [BERGERIE DE L'HORTUS]
(VIN DE PAYS DU VAL DE MONTFERRAND)
DOMAINE DE L'HORTUS

<10℃で提供>

3タイプの酸の感じ方、
合わせるお料理のタイプや、調味料の使い分けなど
ご家庭で使えるコツをレクチャーさせていただきました。




空豆 ハマグリ アサリのスープ
クリームを極力少なめに抑えて、貝類の深い味わいを演出
うまみが幾層にもなって襲ってきます。




鮮魚のトラッシュ ガラムマサラの風味 ポロ葱のフォン添え
とにかく臭みがない魚 
シャテーニュの魚料理を食べてしまうと・・・・



そしていよいよ 2種のグランクリュの比較試飲。

2008年のシャルム・シャンベルタン グランクリュ



CHARMES-CHAMBERTIN GRAND CRU 2008
CLAUDE DUGAT




CHARMES-CHAMBERTIN GRAND CRU AUX MAZOYERES 2008
CHRISTOPHE ROUMIER




CHAPELLE-CHAMBERTIN GRAND CRU 2000
DOMAINE TRAPET PERE ET FILS


アロマとブーケの交差点手前
やや明るい果実味の中にマッシュルームや土っぽいニュアンス
余韻は長く、親しみやすい甘さが特徴




GEVREY-CHAMBERTIN 1ER CRU, LES CAZETIERS 1996
SERAFIN PERE & FILS


綺羅星のグランクリュを抑えてのオオトリを務める1級 カズティエ 1996年
2000年シャペルシャンベルタンよりも色合いは若々しく力強い。
デュガさんのシャルムシャンベルタンのような威厳に満ち、
ミネラルたっぷりで隙がない。

流石に一同絶句の味わい。

カズティエの男性的なキャラクターに1996年の引き締まった偉大なヴィンテージのキャラクター。
素晴らしい、素晴らしいワインです。

「この順番は確信犯ですか?」 と質問を頂きましたが

「2か月前に決めていました、それで先ほど抜栓して間違いないと思い決定しました」 と私。

偉大なグランクリュを前座にしてしまうセラファンさんのフラッグシップ。
もっと注目されてもいいのになぁ~と思いながらも
この会のメンバーの心には深く突き刺さった模様でとてもうれしいです。




仔兎のガトー仕立て クルミ油風味のソース


柔らかな背肉と脚肉はローストに、前脚や首肉、スネ肉はコンフィにして。
トルティエールと呼ばれるジャガイモの器にムースとコンフィとフォワグラを詰めてラプローのお菓子(ガトー)仕立てに…
ジャガイモは1度油で揚げてから鶏のブイヨン・がちょうの脂・グラスドヴィアンドを合わせた液体に浸けてしっとりさせてからココットに張り付けます!
~栗原シェフのブログより~


柔らかい横隔膜の上部の肉は触感豊かで
ピノノワールとの相性は素晴らしい。
どちらの味わいもアフターでしっかり重なります。

仔兎の美味しさ、ブルゴーニュワインとの相性に驚き!!

そして毎回恒例のサプライズワインは・・・・



SALON 1999

言わずと知れたブラン・ド・ブランの最高峰サロン
銘柄を言わずにサラッとご提供でしたが
アチコチカラ感嘆の声。

最近サロン1999年をよく飲みますが
味わいも落ち着き、99年らしい優しいタッチが表現されています。
余韻も長く、偉大なピノノワールの後の口直しには・・・・いかがでしょう?

お誕生日を次の日に控えた方あり、
結婚をするスタッフあり、
私の転身など・・・

いろいろな意味でおめでたいお席なので
このワインをチョイス。

サロンはずっとお約束していたお酒なので
最後の最後でお出しできてよかったです。




チーズのアイスクリーム 苦い蜂蜜がけ

T氏はこのアイスにサロンをかけて食べておられました。
贅沢と怒られてしまいそうですが
ワインの楽しみ方は人それぞれ。

次回は 5月 モレ・サン・ドニ の銘酒を楽しむ会です。

1996年 MOREY-SAINT-DENIS 1ER CRU, LES MILLANDES Serafine P&Fをメインに、美味しいモレサンドニとアカデミックに楽しんでみようと思います。

面白いサプライズワインも思いつきましたので、
お楽しみに♪

今回も偉大なワインをお供に添える素晴らしいワインをご提供くださったシャテーニュ栗原シェフと、
ご参加くださいました素敵な13名のワイン仲間に心より感謝いたします。
ありがとうございました。