シャンパーニュ滞在番外編。ムッスゥ~セロスさんと話せました!キーワードはU・MA・MI!


こんにちは!ただ今、ムルソー滞在中の渡辺亜矢子です。

シャンパーニュ最終日の午前中、出発前にうれしいことにセロスさんとまたお会いできました。
ホテルのレセプション前で駅までのタクシーを待っていると、入口から人が入ってきました。タクシーの運転手さんかと思って立ち上がったら、セロスさんでした!
「Bonjour!、私はもう帰るところでタクシーを待っています。運転手が迎えに来たのかと思ってしまいました(笑)」 と言うと、「それは残念、ごめんね、僕なんだよ(笑)、迎えの車が来るまで、カーヴを見ますか?」(!!) 「ウィ!ウィ!」という流れで、見せていただけることに♪♪

このホテルではしばらく前まで、宿泊者限定でセロスさん自身がカーヴの中を見せてくれたり、デゴルジュマンを見せてくれたり、ティスティングをしたり、のツアーが行われていました。わたしもそれを体験したくてここの宿泊を決めたのに、今ではもう行っていない模様。キャンセルは可能だったけど、遠くからお顔だけでも拝見できれば、と思い直し、そのまま滞在することにしたので、カーヴを見れるチャンスが来るとは♪











カーヴの中は奥に向かって緩やかに傾斜しています。とても湿度が高くて、カーヴ独特の香りを強く感じました。
“蔵付き酵母って蔵の中のどこについているんだろう。セロスさんは完全なビオディナミは辞めて、必要なときは薬を使う、と数年前の雑誌ワイナートで読んだけど、例えば一度薬の着いたブドウ(表皮の酵母は死んだ状態?)を醸造した時、蔵に付いている酵母は生き続けるのか、” とか、よくわかっていないことがたくさんあって質問したい。セロスさんの、木樽を使うことに対する考えも、検索すればいろいろと文献は見つけられるけど、ご本人が説明するのを直接聞きたい。でも私の語学力が、、、、なんて思いながら写真を撮っていると、セロスさんが「ちょっとこっちに来て、これを見てごらん、」 とペットボトルを持って説明を始めました。
ゆっくり話してくださるのですが、会話の中で出てくる “Dashi” の意味が解らなくて、「ごめんなさい、Dashi の意味を知りません」と言うと、「日本語ですよ、ダシ、ダシ!」。ペットボトルに書いてある文字をよく見ると、そこには“Shiitake”“Kombu”と書いてありました!出汁でした!!

「これらの出汁はティスティングで使います。ワインの味わいと出汁には共通点があります。それはU・MA・MIです。香りは必要ないので、こうやって鼻をつまみながら、ワインと出汁を交互に味わって比較するのです。僕は世界にある旨味と共通するシャンパーニュを造りたいと思っているのです。僕の愛は ( AMOUR アムールとおっしゃいました、ちょっとドキッとしました(笑)) 一部のワインを愛する人のためでなくて、世界の人への愛なのです。」と話してくださいました。
“鰹節とか、煮干しとか、ホタテの貝柱とか持って来ればよかったなー、”と思っているうちに、タクシーが到着。貴重な時間を過ごすことができて大満足の滞在となりました(^^)


次に向かったのはムルソー村です。なぜムルソーにしたのかと言えば、ホテルもレストランもほとんどないブルゴーニュの村々の中で、ボーヌの次に大きい村のように思ったからです。
できたら、ボーヌよりももっと畑のそばに滞在したいな、という理由からでした♪

ムルソーの様子はまた次に!!