瓶内二次発酵を"コルク"で行うクラシックで熟成感のあるシャンパーニュ!今後必ずRMのトップになるであろう、第三世代の旗手J-M セレック!

おはようございます、店長の沼田です。

今回ですが、私が今年一番感動し、何度も思い出しているシャンパーニュ、JM・セレックの最高級キュヴェのご紹介です。

これは冗談抜きに、本当に今後シャンパーニュ地方最高のRMになるのではないかと思ってしまう程素晴らしかったので書いてみました。

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【音符のラベルも上品!瓶内二次発酵をコルクで行うシャンパーニュ!】

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◆J-M セレック パルティシオン 2013  12,500(税抜)

http://www.partywine.com/shop/shopdetail.html?brandcode=000000019294

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「瓶内二次発酵をコルクってどういう事?」と思われているシャンパーニュラヴァーの方も多いと思います(そこそこのソムリエさんでも知らない人がいます)。

一般的に、シャンパーニュの瓶内二次発酵は「王冠」で行っていますが、完全に密閉され、泡立ちも力強く残り、味わいもフレッシュ。

二次発酵が終わった後、王冠のまま長く置いておくと、酵母の香りは強くなりますが、酸素と触れ合って味わいの変化する「熟成」はしません。

ですから、シャンパーニュはデゴルジュマンをした後、製品になってからが熟成、と、私は捉えています。

もちろんフレッシュな状態でも楽しめるのですが、私の場合はデゴルジュマンから2年程経過し、樽や泡立ちが落ち着き、果実とリキュールがうまく馴染み、角が取れて成長したシャンパーニュが好みです。

そして、今回ご紹介している「瓶内二次発酵をコルク」で行うシャンパーニュは、王冠などが普及していなかった時代に行われていた古いシャンパーニュの製法。

コルクを打栓し、麻紐で結って二次発酵をさせ、終わった後はその紐と解いて自分の手で澱引きをするという、手間の掛かる造り方。

王冠と違うのは、二次発酵時にコルクを用いる為、「酸素をうまく取り込みながら二次発酵する」イメージです。

その為、熟成感のあるゴールドの色合いで、独特の香りがあり、しっかりと酸も乗りながら、乳酸を感じさせるような円やかさも感じます。

シャンパーニュとして出来上がった時点から美味しく飲めて、王冠二次発酵のクリーンなシャンパーニュとは一味違う、しっかりと旨味のある味わいに仕上がります。

時にシェリーのような風味がある事もありますが、これが他には無い個性。

さて、この瓶内二次発酵をコルクで行っているとわかる点はどこでしょうか?

それはボトルの瓶口です。

セレック⑤.jpg

商品説明欄にも写真付きで載せていますが、王冠のはまらない形状のボトルを使用している生産者が稀におり、そういったシャンパーニュはほぼ上記に書いた通り、色合いが濃く「熟成感」があります。

こういったボトルを使っている有名な生産者ですと、今は無きアラン・ロベールや、ボランジェのミレジムより上のクラス、アルフレッド・グラシアンのミレジム、フルーリーの年号入りやボレロなどのトップ・キュヴェが二次発酵時にコルクを使うボトルを用いています。

これは「この生産者のこのキュヴェはコルク栓二次発酵」と前以て知っていないと、キャップシールを剥いてみるまでわかりません。

気にしていないとそんな所を見ませんし、圧倒的に出会う確率も低いので、シャンパーニュ好きであっても知らない、飲んだ事が無い方もいるのではないでしょうか。

これを知っていて味わうのと、何にも考えずに「ちょっと熟成した味がするね~」と飲んでいるのとはまったく経験値が違います。

何気なく開けたシャンパーニュがこの瓶口の時、私は『うぉ~、コルク栓瓶内二次発酵キター!』と、一人で盛り上がってしまいます(笑)

さて、そんな事も含め、旨味が強くクラシックで熟成感のある上質なシャンパーニュ、味わってみてはいかがでしょうか?

それでは・・・。

・・・って、コルク栓二次発酵の話をしていたら肝心のJ-M セレックの説明を忘れていました!

セレック4.jpg

シャンパーニュの2013年ヴィンテージは個人的に素晴らしいと感じているヴィンテージ。

出てきたばかりの2013年、ここ最近飲む機会が多いのですが、良いと言われる2012年よりも酸があり、ギュっと詰まった旨味も感じさせます。

2008年と並び、今後気にしておいて損は無いヴィンテージなのではないでしょうか。

それと、私はリュー・ディと呼ばれる単一区画はあまり好きではありません。

歴史のあるリュー・ディ(クロ・デュ・メニルやクロ・デ・ゴワスなど)が高いのはわかるのですが、所有している畑をただ単に分割した単一区画シリーズは、ブレンド物より美味しく感じないのに「価格が高い」のが納得のいかないところ・・・。

確かにその土地の個性は100%表現しているのですが、「これは旨い!」となる事が少なく、やはりシャンパーニュは「ブレンドの文化」だな、と感じています。

賛否両論あるとは思いますが、2003年にリリースされたジャック・セロスのリュー・ディシリーズにあやかって、わかりやすく売る為に造っているような感じがします。

商売としての売り方は上手だと思いますが、飲み手側としては「味わいと価格のバランス」が重要。

そう思いながら、様々なリュー・ディシリーズのテイスティングを繰り返しています。

そして、そんな私がご紹介しているこのセレックのパルティシオンは所有する高樹齢の「7区画」のブドウをブレンドした1本!

セレック③.jpg

長くなってしまいそうなので、セレックの詳しい説明などは商品ページにガッチリ書いておきますので、是非読んで、飲んでみてください!

それと、現在店頭にあるコルク栓二次発酵のシャンパーニュを2種類、一応以下に記載しておきますので、気になる方は是非一度、併せて試してみてください。

それでは。

【音符のラベルも上品!瓶内二次発酵をコルクで行うシャンパーニュ!】

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◆J-M セレック パルティシオン 2013  12,500(税抜)

http://www.partywine.com/shop/shopdetail.html?brandcode=000000019294

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『その他 コルク栓瓶内二次発酵のシャンパーニュ』↓↓↓

【ビオディナミシャンパーニュの元祖!フルーリーが仕込む素晴らしき1本!】

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◆フルーリー エクストラ・ブリュット ボレロ 2006  9,600(税抜)

http://www.partywine.com/shopdetail/000000009276

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【クリュッグと同じ樽発酵&樽熟成!しかもコルク栓二次発酵!】

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◆アルフレッド・グラシアン ブリュット・ミレジメ 2005  16,000(税抜)

http://www.partywine.com/shopdetail/000000019295

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担当:店長 ソムリエ 沼田

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