おはようございます、季節商材を見て「もう1年経ったのか・・・」と感慨深くなる、店長の沼田です。
ここのところの新型コロナウイルスの感染者数の増減が気になりますが、店頭へ足を運んでくれるお客様も増えてきました、ありがとうございます。
店頭のテイスティングバーでの試飲の問い合わせが多いのですが、とりあえず6月一杯は様子を見て考えていくのが良いのかと思っています。
またそのあたりはSNSなどでもお知らせしていきますので、ご登録宜しくお願い致します。
さて、今回ですが、今年もやってきました!
ロワール地方の自然派生産者ピエール・オリヴィエ・ボノームが仕込む「蔵」の紅白!!
待っていた方も多いのではないでしょうか?
【毎年人気!ソーヴィニヨン・ブランを用いた蔵ブラン!】
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◆ピエール・オリヴィエ・ボノーム 蔵 ブラン 2019 2,450円(税抜)
http://www.partywine.com/shop/shopdetail.html...
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【2019年はガメイ100%!想像より力強いタンニンが特徴的♪】
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◆ピエール・オリヴィエ・ボノーム 蔵 ルージュ 2019 2,450円(税抜)
http://www.partywine.com/shop/shopdetail.html...
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元々は1999年に設立されたブランドで、ロワール地方最高の自然派生産者とも言えるティエリー・ピュズラが所有していたワイナリー。
ピエール・オリヴィエ・ボノームが18歳の時にピュズラの元で栽培などに参加して、一緒に働く内にそのポテンシャルを見出され、一緒に働くようになったといいます。
2006年~2008年まではアンボワーズの醸造学校に通いながらピュズラと共に仕事をし、2009年から「ピュズラ・ボノーム」という名前でネゴシアン部門として設立。
その後2014年にティエリー・ピュズラ氏が自身のドメーヌに専念するという事で、このワイナリーを引き継ぐ形で独立しました。
独立当初から思うのは、ピエール・オリヴィエ・ボノームさんのワインは「綺麗で優しく」「無駄なく落とし込んでいる」イメージです。
自然派というカテゴリーに流される訳でもなく、尖りすぎる訳でもない。
緻密に計算されたワインに仕上がっていて、とても頭が良い方なんだろうなぁ・・・といった印象を受けます。
今回の白ですが、平均樹齢25年のソーヴィニヨン・ブランを使用し収穫日は8月30日との事。
収量は35hL/ha。
自然酵母で2ヶ月間発酵後、ホーロータンクとファイバータンクで5ヶ月間熟成。残糖分は7g/Lで、グレープフルーツにひとつまみのお砂糖を足したイメージ。
SO2は瓶詰前のスーティラージュに20㎎/L添加、再発酵防止の為に粗めのフィルターをかけていて、青リンゴ、スターフルーツ、キウイ、海を感じる潮の香りがします。
2019年は暑かったんだろうと感じる円やかさで、少し残糖があるのでキッチリ冷やして楽しみたい。
片や赤ワインですが、昨年(2018年)まではガメイとカベルネ・フランのブレンドでしたが、2019年はガメイ100%!
木桶でセミマセラシオンカルボニックし、4ヶ月発酵後5ヶ月熟成、SO2は瓶詰前に15㎎/L添加。
収量は夏の日照りで30hL/haと20%減との事で、シラーのように力強く渋柿のようなタンニンがあります。
届きたてで開けてしまったのですが、ギュっと頬を掴まれたようなタンニンがあり、ビックリしました・・・これ本当にガメイ?と。
しかしながらスワリングしてゆっくり飲んでいくと、これまた美味しい。
残糖と言うほど甘さはありませんが、すぐにバランスが良くなりました。
2日目に家で、生ハムと一緒に飲みましたが、最高でした。
この「蔵」は、毎年人気で、1ヶ月程度で売り切れて、11ヶ月入荷待ち・・・のような感じです。
今年の入荷は赤白共に36本。
ガブガブ飲める紅白、1本ずついかがでしょうか?
それでは~。