☆これは珍しい!? オーストリアで造られる「ゲヴュルトラミネール」と「ゲルバー・ムスカテラー」の『オレンジワイン』! 華やかな品種でどんな味わいに?

 おはようございます、Go Toトラベルの「地域共通クーポン」使えるようになりました、店長の沼田です。
ここのところ旅行に来られている方が多く来店しており、店頭で聞かれるのが「Go To クーポン使えますか?」。
使えた方が良いよね、やっぱり、という事で申請し、やっとの事準備が整いました。
意外と使える場所が少ないのと、細かい買い物には使いにくい(1,000円と2,000円と5,000円?)ので、その日にホテルで飲むワインを買って貰えればなぁ・・・なんて企・・・思っています。
さて、今回はオーストリアで造られるオレンジ(アンバー)ワイン。
今まで白ワインしか造っていなかった生産者達もオレンジワインを造るようになり、当店で扱う数も多くなってきました。
今回紹介しているオレンジワイン、昨年2018年が少しだけ入荷してきたのですが、あっという間に売り切れてしまい、その後問い合わせも多かった造り手。
ヴィンテージも変わり2019年ですが、今年は昨年同様ゲヴュルツトラミネールと、ゲルバー・ムスカテラーで仕込んだオレンジワインが入荷してきました!
アロマ系品種と呼ばれる華やかなブドウ品種、ピノ・グリなどはよく見ますが、一体どのような味わいになっているのでしょうか?
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【ゲヴュルツトラミネールで仕込んだオレンジワインが少量入荷しました♪】
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◆ヴァイングート・マラート ゲヴュルツトラミネール  ロー オレンジワイン 2019  3,450円 → 3,280円(税抜)
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【初入荷!オーストリアのゲルバー・ムスカテラーで仕込まれたオレンジワイン!】
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◆ヴァイングート・マラート ゲルバー・ムスカテラー ロー オレンジワイン 2019  3,600円 → 3,380円(税抜)
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マラート家は古くから農業を営んできた家系で、ワイナリーを設立したのは1722年、現当主のミヒャエルは6代目で2004年からワイン造りを行っています。
伝統的なワインも造りながら新しい事にチャレンジし、試行錯誤しながら2018年ヴィンテージでお披露目されたのが「オレンジワイン」。
皮ごと漬け込み、発酵させた白ブドウで仕込まれたワイン、現在の一つのトレンドとして知っておくべきカテゴリー。
ワイン会などに持って行っても盛り上がるのではないでしょうか?
さて、オレンジワインとはなんぞや?という方の為に、私なりのオレンジワインの解説を書いてみます(一部自然派ワインの大先輩の話をミックスしてあります、長くてわかり辛いかもしれませんが読みたい方はどうぞ)。
~オレンジワインについて~
一般的には「白ブドウ」を赤ワインと同じく皮や種ごと発酵させて、黄色~茶色に色素が付いたワインの事をオレンジワイン、もしくはアンバーワインと呼んでいます(還元的な醸造方法だと色があまりついていない物もあります)。
こういったワインはイタリアのフリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州の生産者古くから行われていた醸造方法を復活させた1997年から始まり、その後の人気と共に広がりを見せてきました。
当時、とは言っても2010年~2012年頃までは「白ブドウで仕込んでいるワインは白ワイン」というのが常識であり、我々ソムリエも「白ワイン」として売っていた時代もありますが、時には琥珀色にもなる独特の色合いから「白ワイン」では片付けられない時期が到来し、世界中のワイン評論家やソムリエが困った末に辿りついたのが「オレンジワイン」「アンバーワ
イン」という呼び名だと考えています。
実際は2004年にイタリアのヴェネト州、ヴェローナ近郊の「ヴィラ・ファヴォリータ」という館で、アンジョリーノ・マウレやフランク・コーネリッセン、ニコラ・ジョリーが中心となった自然派生産者のワインサロンが開催されたのですが、この年に初めてイギリスのワインブローカー、デヴィッド・ハーヴィー氏が「自然派ワイン イザベル・レジュロンMW著」にてオレンジワインという言葉を生み出していました。
この時点ではフランス国内ではほとんど白ブドウを皮ごと発酵させる生産者は見当たらず、アルザス地方のジェラール・シュレールが一部のキュヴェに試していた時期。
よって、オレンジワインの祖と呼べるのは1997年からフリウリでこの醸造を復活させていたラディコンやグラヴネルであり、流行の兆しが見えてからジョージアが広まったイメージです。
オレンジワインが広がるにつれ、今まで通常の白ワインを造っていた生産者もオレンジワインにチャレンジするようになってきていて、白+オレンジワインの生産者が昨今多くなってきました。
しかし、元々オレンジワイン"しか"造らない生産者はイタリアのフリウリやジョージアにいる為、彼等のやろうとしている事がまずベースになるべきだと考えています。
オレンジワインの一般的な考え方としては以下のような事が挙げられます。
・白ブドウの皮や種を果汁と一緒に漬け込み、発酵・熟成を行って造られたワイン。(赤ワインと同じ醸造方法で造られたワイン)
・白ワインでありながら、渋味や複雑さのあるワイン。
・古代ジョージアで行われていた醸造方法。
・皮の色素が果汁に出ることで、白ワインでありながらもオレンジ色になる。
など
しかしながら、フリウリの生産者が考える(語る)オレンジワインの考え方はまず酵母から。
・ブドウの皮に付いている天然酵母を活かす。(先に絞って果汁だけ発酵させるよりも、皮ごと発酵させた方が「皮にいる酵母を活かす」事ができるから)
・ブドウが持つ複雑さを最大限に引き出す醸造方法として皮ごと発酵させている。
・白ワインを丸ごとブドウで表現したい。
・お祖父さんの頃は白も赤も同じ造り方であった為、特に奇抜な醸造方法ではない。
というもの。
オレンジワインの醸造方法では、活動する酵母や発酵中の果房によって酸化から守られる為、余計な亜硫酸を添加しなくて済み、検査機関上も極少量の物が多い印象です(アンフォラの場合は少量添加しなければならないが、通常のワインよりもはるかに少ない)。
今回のオレンジワインもそういった意味でRAW(生)と記載してきたのかな?とも読み取れます。
近年のブームによって、様々な国の、様々なブドウ品種の、様々なオレンジワインが出てきていて、今はとても幅広く、面白くなっていると思います(ある意味収拾がついていないけれど、多分どこかのタイミングで落ち着く)。
日本でも8~10年程前から流行り、ある一定の市民権を得たオレンジワイン、ここからまたどんな広がり方を見せるのか、ワイン好きとしては目が離せませんね。
当店ではデイリーレンジから高価格帯まで、色々なオレンジワインが揃っております(店頭にはもっとあります)ので、1本試してみてはいかがでしょうか?
それでは。
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※当店のオレンジワインのリストはコチラから↓↓↓
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【ゲヴュルツトラミネールで仕込んだオレンジワインが少量入荷しました♪】
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◆ヴァイングート・マラート ゲヴュルツトラミネール  ロー オレンジワイン 2019  3,450円 → 3,280円(税抜)
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【初入荷!オーストリアのゲルバー・ムスカテラーで仕込まれたオレンジワイン!】
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◆ヴァイングート・マラート ゲルバー・ムスカテラー ロー オレンジワイン 2019  3,600円 → 3,380円(税抜)
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