おはようございます、いやぁ・・・ブルゴーニュが・・・高い・・・、店長の沼田です。
ここ最近入荷してくるブルゴーニュのワイン、ブルゴーニュ・ルージュのレンジでもアベレージが3,500円・・・大手メゾンでも軽く3,000円を超えてくるなど、価格が高騰しています。
これは何年か前からわかっていた事ですが、店頭の価格表示が「税込み表記」になった事でさらに高く見えてしまっております・・・。
2021年のブルゴーニュも厳しかったとの事で、今後リリースされるワインが1.5倍とか2倍になるとか言われている昨今、今後美味しいピノ・ノワールを「適正な価格」で飲める日がくるんだろうか・・・と心配。
そんな事を思いながら店頭を見渡してみましたが、他の国のピノ・ノワールも侮れないよな、と、個人的には感じています。
今日はそんな「ピノ・ノワール好きが納得してくる・・・であろう」ワインを4種類ご紹介。
とりあえず税込3,000円以下で店長が薦めるピノ・ノワール、試してみてください!
【カリフォルニアで2013年ヴィンテージ♪当店でも大人気の1本です!】
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◆アルタ・マリア ピノ・ノワール 2013 2,970円(税込)
https://www.partywine.com/shop/shopdetail.html?brandcode=000000022247
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- カリフォルニア、サンタ・バーバラで造られるピノ・ノワール。
コルク栓熟成の2013年で、果実味はしっかりと残しながら程よい熟成感も楽しめます。
ギリギリ3,000円以下、ブルゴーニュとはまた違った美味しさ、たまにはこんなピノ・ノワールもアリ!?
【理想郷という名前の付けられたニュージーランド、ネルソンのピノ・ノワール♪】
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◆ブラッケンブルック シャングリ・ラ・ピノ・ノワール 2019 2,420円(税込)
https://www.partywine.com/shop/shopdetail.html?brandcode=000000005471
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- ニュージーランドのネルソンはニュージーランド人が『リタイア後に最も住みたいと願う町』であることから名付けられたシャングリ・ラ(理想郷)。
毎年飲んでいますが、2019年からはラベルも変わり、とても落ち着いたサンセットが描かれています。
味わい的には濃すぎないニューワールド、時間と共にどんどん綺麗な味わいに変化していくので、2,000円台前半のピノ・ノワールとして秀逸だと思います♪
【今最も注目を集める、チリ最南端トライゲンで造られる素晴らしいピノ・ノワール♪】
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◆ベティッグ ヴィーノ プエブロ ピノ・ノワール 2020 2,640円(税込)
https://www.partywine.com/shop/shopdetail.html?brandcode=000000025272
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- チリ最高のワイナリーの一つ、エラスリスのチーフ・ワインメーカーとして数々の賞を受賞してきた天才醸造家フランシスコ・ベティック氏が仕込むピノ・ノワール。
チリ南端の涼しい土地であり、ベティッグ氏の故郷であるチリ南端マジェコ・ヴァレーにあるトライゲン村に戻りワインを造る。
「ブエブロ」とは「村」の意味で、ワイナリーのスタンダードクラス・・・ですが、引き締まった酸味と艶やかな赤い果実、どことなくニューワールドのニュアンスを残しつつ、暖かい年のブルゴーニュのような雰囲気も感じさせる、今大注目のピノ・ノワールです!
飲んでいない方は是非(シャルドネも秀逸)!
【チリでピノ・ノワールに成功したワイナリーと言えば、まずは・・・♪】
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◆コノスル ピノ・ノワール 20バレル・リミテッド・エディション 2018 2,750円(税込)
https://www.partywine.com/shopdetail/000000002921
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- 自転車のラベルで有名な「コノスル社」。
コノスルは「南の円錐」という意味を持ち、南米大陸から世界に向けてニューワールドワインの魅力を発信していこうというヴィジョンを持ち1993年に立ち上げられました(意外と若いですよね)。
カベルネ・ソーヴィニヨンなどの濃い系ワインが有名なチリにあって、最初にピノ・ノワールが成功したのはこのワイナリーのような気がします。
先日店頭のテイスティグバーでオシオというトップキュヴェを開けたのですが、これまた美味しい(7,700円くらい)!
そのセカンド的存在となるのがこの20バレル・リミテッド。
コストパフォーマンス抜群のピノ・ノワールの一つだと思います!
上記が私のお薦め、とは言っても、一つだけ言い訳させてください。
私、ブルゴーニュも好きですが、もともとニューワールドが大好きでこの世界に入ってきているので『本物のブルゴーニュ好き』に刺さるかはわかりません(汗)
個人的には2010年よりも2009年が好き、2017年よりも2015年が好き派なので、その辺りも考慮しつつ、ブルゴーニュ・ルージュが基本的に3,500円以上だと考えた場合に、この2,000円台は素晴らしいんじゃないか、といった感じでお薦めしておりますので、よろしくお願い致します。
・・・なんとなく、ブルゴーニュのピノ・ノワール好きが一番うるさ・・・・ゲフっ・・・という感じなので言い訳を・・・。
ブルゴーニュ好きの方に一度は試していただきたいピノ、1本いかがでしょうか?
それでは